SUFJAN STEVENS
presents The Avalanche
米アマゾンの音楽大好きエディターたちが全ジャンルから選ぶ「Best of 2005」の何と堂々年間1位に輝き、フッド、ラリプナが年間ベスト10に選出した「イリノイ」に惜しくも収録されなかったアウトテイクをスフィアン自身がコンパイルしたもう一つの「イリノイ」!もともとは2枚組でリリース予定だった傑作「イリノイ」に入るはずの曲を完成トラックとして収録している5枚目の作品。鈴木惣一郎さんに「ヴァン・ダイク級の最重要人物」と絶賛され、バンジョーを中心に多彩なほとんど全ての楽器をプレイするスフィアン。内省的で翳りのあるヴォーカル、成熟したメロディが素晴らしいのはもちろん、センシティヴで華麗なオーケストレーション、神業的なアレンジメントが精妙で何度もプレイ・ボタンを押してしまうほど耽溺性のあるアルバム。ジム・オルークの「ユリイカ」にも匹敵するキラーT-3、T-6、T-14は特にお薦め!
JIM O'ROURKE
Eureka
ジムがいうジョン・フェイヒー〜ヴァン・ダイク・パークスに連なるアメリカーナの流れを汲みながら独自に展開される麗しくポップな曲が並ぶ珠玉の作品。トラックごとに印象を変える繊細で大胆な立体的アレンジメントと、瑞々しさに溢れているソングライティングは文句なく素晴らしく、ジムの日だまりのような温もりを湛えたヴォーカルにきっと心が静かに満たされるはず。音楽家としての誠実さ、正直さを貫き通した、個人的には何十回聴いたか分からない大傑作アルバム!
VAN DYKE PARKS
Song Cycle
ジム・オルークが無人島に持っていく究極の1枚としてセレクトした60年代アメリカ音楽の金字塔。当時はほとんど理解されなかった、異なる時代/場所のさまざまな音楽が浮かんでは消える、未来を先取りしたテクスチャー、未知の感覚を体験できる奥行きのあるプロダクション、優美なバンド・アレンジが素晴らしく、何度聴いても新しい発見がある奇跡のアルバム。マーケティングをまったく無視して内容でリリースした昔のレコード会社の懐の深さに感謝!
LUKE TEMPLE
Hold A Match For The Gasoline World
クリッターズ・バギンのマッドらが提供するシンプルなバッキングにのる、知的で優しさに溢れた声に心が休まる珠玉のデビュー作。5年間書きためた曲のストックから厳選されたトラックの数々は、ポール・サイモン、ニック・ドレイクを彷佛とさせるクラシカルなソングライティングを、ジャック・ジョンソン以降の瑞々しい感性でクリエイトしていて秀逸。サーフ&オーガニック・フォークのリスナーはもちろん、エリオット・スミス辺り好きな方まで是非。1日の最後に聴くと特に最高!
SUFJAN STEVENS
Seven Swans
天性ともいえる憂いを含んだ翳りのあるヴォーカル、そして温かみのあるノスタルジックなソングライト。間違いなく現代最高の若手音楽家で、ここ日本と本国アメリカで知名度のギャップが最大なアーティスト、スフィアンのクリエイティヴィティがピークに達したことを物語る04年作品。バンジョーを中心にオーボエ、リコーダーなど多彩な楽器が重層的に響き合う穏やかで高度な独自のアレンジメントが出色。全アルバム中最もメランコリック、長く付き合うには格好の1枚!
PAJO
1968
寂寥感溢れる声、スリント〜トータスにスペースを与えた、空間を探るような独特のフレーズを生み出すギターが、トロけるように懐かしいプロダクションのもとに混ざり合っているとても美しいアルバム。まるで耳元で歌われているような独自のミキシングが施された陰影に富んだオープニング、何度聴いても深い余韻が残るラスト2曲は絶品。強烈な浮遊感を湛えている本作での深い味わいは抗しがたくて、噛み締めながら10年は愛聴しそう。この暗さが本当堪らない!
TUNNG
Mother's Daughter and Other Songs
初期のベータ・バンドをアコースティックにした感じのフォーキー+空間にディスプレイされた電子音響が高いレベルで融合している驚愕のデビュー・アルバム。リリカルなメロディ、ダウナーなヴォーカル、繊細なエレクトロニクス、美しいピッキング・ギター、すべてがゆるやかに溶け合い極上のサウンドを展開。ハイレベルなソングライティングと、ヒプノティックなムードを終始キープした独特の世界は、一度聴いたら絶対病みつきになる!
ELLIOTT SMITH
Either/Or
ジェームス・テイラー以降の都会的なソングライトを現代的にアップデイトさせた、オルタナティヴ世代最高のSSW、故エリオット・スミスのキャリアを代表するインディ時代最後のアルバム。今にも崩れそうなほど繊細なメロディの上に展開される、人間味に溢れた優しく凛々しい歌世界は、きっとあなたの心をいつでも静かに満たしてくれはず。簡潔なバッキングが歌の良さを過不足なく伝えて秀逸!
小栗栖憲英
Good Morning
小沢健二
毎日の環境学
ドイツ文学/口承文芸学者で「昔ばなし研究所」を設立したお父さん、小澤俊夫さん発行の雑誌「子どもと昔話」連載のオリジナル童話「うさぎ!」のサウンドトラックといってもいい内容の全曲インストゥルメンタル作品。ファンタジーとジャジーなグルーヴが交錯した、ダウンテンポでダビーな極上のライト・フュージョンは、ホルンの柔らかい響きや、カッティング・ギター、シンセがオーガニックに絡み合い、とてもイマジネイティヴでスリリング!竹村ノブカズさん好きな方にも是非!
CAETANO VELOSO & GAL COSTA
Domingo
時代遅れになったボサノヴァを葬る鎮魂歌のようでもある、限りなく繊細で美しくダウナーなデビュー作。最近のステージでも演奏される名曲「Coracao Vagabundo」から、もう何年も聴き続けている生涯の一曲「Quem Me Dera」まで、装飾が一切ないギリギリのところで音がなっているアシッドなテイスト、ブラジルならではのメランコリーに包まれた、無人島の1枚クラスの作品。アルバム全体に漂う穏やかさは神懸り的。
LEONARD COHEN
Songs From a Room
ティム・ハーディン、ジョニー・キャシュ、最近ではスティーナ・ノルデンスタムにもカヴァーされた、低い声で呟く様に歌われる名曲T-1、束の間の希望を淡々と歌うT-10はじめ、真夜中に一人で聴きたい、切なくも美しいアコースティック作品を収録した69年の傑作セカンド。7年間居を構えたギリシャ、ヒドラ島の部屋での当時の妻マリアンヌのポートレイトを使用したバック・スリーヴも印象的な、カナダ人ならではの深淵な美意識に貫かれたSSW名盤中の名盤。
SUFJAN STEVENS
presents The Avalanche
米アマゾンの音楽大好きエディターたちが全ジャンルから選ぶ「Best of 2005」の何と堂々年間1位に輝き、フッド、ラリプナが年間ベスト10に選出した「イリノイ」に惜しくも収録されなかったアウトテイクをスフィアン自身がコンパイルしたもう一つの「イリノイ」!もともとは2枚組でリリース予定だった傑作「イリノイ」に入るはずの曲を完成トラックとして収録している5枚目の作品。鈴木惣一郎さんに「ヴァン・ダイク級の最重要人物」と絶賛され、バンジョーを中心に多彩なほとんど全ての楽器をプレイするスフィアン。内省的で翳りのあるヴォーカル、成熟したメロディが素晴らしいのはもちろん、センシティヴで華麗なオーケストレーション、神業的なアレンジメントが精妙で何度もプレイ・ボタンを押してしまうほど耽溺性のあるアルバム。ジム・オルークの「ユリイカ」にも匹敵するキラーT-3、T-6、T-14は特にお薦め!












